ネット通販お買い物ポータルTop >  和書 >  3月30日

3月30日

3月30日

千原 ジュニア

3月30日

定価: ¥ 1,470

販売価格: ¥ 1,470

人気ランキング: 527位

おすすめ度:

発売日: 2008-03-29

発売元: 講談社

発送可能時期: 通常24時間以内に発送



ジャックナイフにまだ柄さえついていなかったころ
千原ジュニアの自伝的小説。

前作『14才』は絶望的にまでに孤独だった彼の10代、引きこもり時代を書いていた。そのほとんどすべては、彼の内面で起きた自問自答であり、感情がカオスになって読む者に襲ってくる。姿形も定まらぬ、いわばマグマの状態だった。

今作『3月30日』は、地中奥深くでうごめいていたそのマグマに一筋の光が差し込み、空気にさらされ冷めることで、形あるものに変容していく。「僕」は引きこもっていた部屋から脱出して、お笑い界へと飛び込み、芸人として、そして男として、さらに人間として成長を遂げていく。



天才肌であると言われているジュニアが、最初のころはコンクールで連戦連敗だったこと。

プライドが高いと言われているジュニアが、先輩芸人のネタを舞台袖で必死になって学習していたこと。



それらは、後に「吉本のカリスマ」とまで詠われることとなる彼からは想像がつかないエピソードだ。

冷えたマグマは、観るものの価値観をスパッと切り刻む、お笑いの「センス」という名の刃と化していった。しかし、どんなに切れ味鋭い刃も、握る者を傷つけないための柄の部分が必要である。これは、ジュニアという名のジャックナイフにまだ柄さえついていなかったころの話。



大阪での大ブレークと、満を持しての東京進出。そしてそれの失敗、別れ、バイク事故。生死の境をさまよったことで、「僕」は「人を楽しませたい」という芸人になったときに抱いていた最初の気持ちを取り戻す。



今ではバターナイフと揶揄され、丸くなったと言われているジュニア。

でもそれが大人になるってことだろ。

千原ジュニア
一時期のことを濃縮して書いた前作『14歳』に比べ、今作は思い出話を淡々と書いている、という印象でした。一つ一つのエピソードをもっと深く知りたいなと思いましたが、15?27歳までのことを一冊の本に書いているので仕方がないのかもしれません。この本を読んで改めて、この千原ジュニアという男の運命は神がかっているなと思いました。結果論ですが、もしバイク事故にあっていなければ、笑っていいとも!やNHKのトーク番組に出演している千原ジュニアの姿は見れなかったかもしれない。それと、ビンゴ大会の大先輩のエピソードと入院中のエピソードを読んで、「芸人っていいな」と思いました。

文学ぶらない素直な文章が良いです。
多分、稚拙な文章は、文学の素人、と開き直ってのこと。

文学ぶらない素直な文章で良かったです。



若くして急性肝炎でなくなったジュニアの先輩芸人の葬式、彼の棺には彼が書き貯めた大量のネタ帳が容れられていた。

今の俺に棺に容れるようなものは、ない。



26歳でジュニアは顔面がシェイクして、全てが終わった、と涙し、死ぬことも考えたらしいが、そこからの大復活。



俺もやらなきゃ、まじでそう思った。

関連エントリー

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.amabuy.net/mt/mt-tb.cgi/5715

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

ネット通販お買い物ポータルTop >  和書 >  3月30日